小城棒術保存会
演目:棒術会長:仲座 喜栄
わしたシマ
八重瀬町は沖縄本島の南に位置し、小城地域は町の西端に位置し、糸満市に隣接している。東側から眺める集落は小高い丘を切り開いたような所にあり、坂道が多いのが特徴です。サトウキビ作りのほか野菜、果樹、畜産も盛んで、隣接する字当銘との共同龕行事は有名です。また聖地の森にある「ニーセー石」も有名です。
わした団体
団体の構成:字小城出身で、小学5年生から青年部、老人会まで。
目的:年中行事の旧六月ウマチ―・旧七月十四日の綱曳きに演武、豊年祭に向けた取り組み、後継者育成等の指導。
特徴:180年前からの型を先輩方から継承している。
活動内容:綱曳き、豊年祭、町祭等への出演。過去の実績:第1回・第2回東風平町棒術フェステバル出演、東風平祭、八重瀬町青年エイサー祭り、綱曳き、龕の年忌、豊年祭・演武。
芸能の解説
小城の棒術は、龕の年忌祭、村あしび、綱曳き等に個々または集団で演じられている。この棒術の伝来は180年余り前から先人等や首里奉公人等が護身術として他所から七つ八つの型の棒を先人が個々で取得し、字民大衆に普及した。後に集団200余名の棒術が創作され昨今新たに2、3の型が加えられ今に継承されている。
本日の出演はその一部で、ちなみに前棒・末棒は村あしびの集団棒巻(たかまち)の先頭雌棒(たち手)と雄棒(やり手)末棒の雌棒、雄棒の演技でありその他(三人棒・ティンベー。佐久川の棍等々)は前棒末棒の合間にそれぞれ演じる。
三人棒(仲座 進・金城 正則・金城 政義)
ティンベー(澤岻 泰彰・金城 健太・仲座 一也)
公望棍(大城 栄輝・仲座 喜哉・神谷 剛人・具志堅 秀人・仲座 豊・澤岻 泰成・金城 栄太郎)
出場への抱負
青年手作りの、地域性あふれる祭りです。意気込みをどうぞ!
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